仮性包茎には軽度・重度とあるが、結局は両方とも治すべきだという話 

  • 軽度の仮性包茎・重度の仮性包茎とは何か
  • 重度の仮性包茎から軽度の仮性包茎になるにはどうすればよいか
  • 自分は仮性包茎なのだが、軽度なのか重度なのか知りたい
  • 重度の仮性包茎から軽度になるために包皮口を広げたいがどうすればよいか
  • 重度の仮性包茎は手術以外に治す方法はないのか

こういった疑問を持たれる方におすすめです。

包茎の定義(上から剥けやすい順に)

  • 仮性包茎
    • 包皮が亀頭に一部または全部被っているが、勃起時でも簡単に剥くことができる包茎。
  • 包皮輪狭窄型仮性包茎
    • 仮性包茎の1種ではあるが、締め付けがあり、包皮をスムーズに剥くことができない包茎。勃起時だと完全には剥けない場合もある。剥いたまま放置するとカントン包茎になる可能性がある。
  • カントン包茎
    • 包皮の先端が狭い人が無理矢理露茎させた結果、締め付けにより包皮が浮き輪のようにぷっくりと腫れ、元に戻せなくなった包茎。早急に治療が必要。
  • 真性包茎
    • 平常時・勃起時ともに包皮を全く剥くことができない包茎。衛生面(臭い・雑菌)・機能面(排尿・性行為)に問題があり、放置するのは危険。成人になっても真性包茎である方は早急に解決しなければならない。

 

仮性包茎の軽度・重度の違いは皮のあまり具合

仮性包茎にも軽度・重度など色々な種類があります。

そもそも仮性包茎というのは

「皮あまりがあるのでズルムケではなく基本的に包皮が亀頭に被っているが、

包皮口に締め付けがなく、いつでも包皮を最大限に剥くことができる包茎」

のことです。

ここで、皮余りがどの程度あるのかによって

  • 軽度の仮性包茎か
  • 重度の仮性包茎か

に分かれます。

※ネット上で仮性包茎の軽度と重度の違いを包皮の締め付けの違いだと考えている人がいましたが、それは違います。

締め付けのある仮性包茎は、上記にもある通り、包皮輪狭窄型の仮性包茎で、軽度・重度の仮性包茎とは全く別のことを指します。

 

軽度の仮性包茎

  • 平常時は亀頭に包皮が完全に被っているかある程度露出している
  • 勃起時は亀頭がある程度露出しているか完全に露出している

 

重度の仮性包茎

  • 平常時は亀頭が全く露出していない
  • 勃起時は亀頭が一部露出しているか全く露出していない

※軽度と重度の中間の仮性包茎は中度の仮性包茎と呼ばれています。

仮性包茎の軽度と重度の違いは以上のようなイメージだと考えてもらって良いです。

両方ともいつでも手で剥いて完全に露出することができる点は全く同じですが、

  • 見た目の印象
  • 清潔度合い

はどちらも軽度の仮性包茎の方がズルムケに近い分、良いとされるでしょう。

 

重度から軽度になることは自力では不可能

ネット上に以下の質問がありました。

重度の仮性包茎から軽度の仮性包茎になるにはどうすればいいですか?

 

(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11184283016?__ysp=5Luu5oCn5YyF6IyO44CA6Lu95bqm44CA6YeN5bqmより引用)

結論から申し上げますと、自力では不可能と考えられます。

 

亀頭を大きくすれば良いのではないか
剥き癖をつければよいのではないか

 

と思うかもしれません。

 

亀頭を大きくすれば良い?

まず、亀頭を自力で大きくする方法についてです。

亀頭を大きくすることができれば、カリ高になり、カリの根本に皮が引っ掛かりやすくなり、仮性包茎が軽減されることが期待出来ます。

増大サプリというものもありますが、

  • 月5000円以上かかる
  • 飲み続けなければ意味がない
  • 医薬品ではないので個人差がある

という理由から確実に仮性包茎を軽度にすることは期待できません。

 

剥き癖をつければ良い?

剥き癖に関しては、テープで固定したり、仮性包茎矯正用のリングをつける方法がありますが、

  • テープは一時的に剥いた状態をキープすることしかできない
  • 矯正リングで剥き癖がつくかどうかは個人差があり、わからない
  • 仮に剥き癖がついたとしても、余った皮がなくなるわけではない

という理由から、剥き癖をつける方法も軽度の仮性包茎になれるわけではありません。

 

軽度でも仮性包茎ゆえのデメリットはある

 

重度から軽度の仮性包茎になりたい

 

という質問は、妥協をしている感じがします。

個人的な推測ですが、

 

手術が怖いことに加え費用が気になるから、

手術以外でズルムケは無理でも軽度の仮性包茎ぐらいになれる方法はないかな・・・

 

という気持ちではないかと思うのです。

しかし既に説明したように、

自力で重度から軽度の仮性包茎にするのは不可能だと考えられます。

また、軽度の仮性包茎だとしても、仮性包茎ならではのデメリットはあります。

それは

  • 見た目が子供っぽく、頼りない印象を持たれがち
  • 男性の前でも女性の前でも自信が持てない
  • 包皮の内側が蒸れることで雑菌・悪臭が増殖する
  • 雑菌により亀頭包皮炎・尿道炎・性感染症・陰茎ガンのリスクが高まるおそれがある
  • 雑菌により女性に性感染症・膣炎・子宮頸がんを誘発させるリスクが高まるおそれがある
  • 悪臭により、自分は勿論、女性はもっと不快な思いをする
  • 仮性包茎のデメリットを理解している女性からは馬鹿にされた挙句、フラれる

ということです。

どういうことかというと、

軽度・中度・重度関係なく、

仮性包茎で悩んでいるなら治すに越したことはないということです。

ネット上では、

  • 仮性包茎は治す必要がない
  • 仮性包茎が割合的には一番多いから心配することはない
  • 仮性包茎はキノコみたいで可愛い

などといった意見もあります。

しかし、そういった意見はどこか無責任で、建前だなという印象があります。

あまり親しくない人との会話のような。

そんな事よりも、

  • 仮性包茎を馬鹿にされたという意見
  • 仮性包茎がコンプレックスで長年悩んでいるという意見
  • パートナーが仮性包茎による悪臭・早漏などに悩んでいる女性の意見

などの方が遥かに心に突き刺さりますし、切実な本音だなという印象です。

仮性包茎であることを本気で悩んでいる人は、

そういった本質的な部分を解決した方が

結果的に満足できるのではないでしょうか。

 

軽度も重度も確実に治すなら包茎手術がおすすめ

仮性包茎を確実に治す方法は、やはり包茎手術です。

軽度の仮性包茎の場合は、亀頭増大だけでも包茎が治ることもあります。

仮性包茎は保険適用外となるので、包茎専門クリニックで手術を受けることとなります。

一生に一度の包茎手術なので、複数のクリニックにカウンセリングへ行き、ここなら手術を任せられると感じた所で手術を受けるべきです。

最初は誰しも包茎手術を怖いと感じるものですが、

無料カウンセリングへ行くうちに、包茎手術に対する恐怖心も和らいでくるはずです。

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